下書きは速いが、情報は古いかもしれない
行き先と日付を伝えるだけで、AIはもっともらしい日程表をすぐに作ってくれます。見どころを地域ごとにまとめ、一日の順番を決めるにはとても役立ちます。問題は、日程表に入る情報の多くが頻繁に変わることです。営業時間、定休日、入場料、バス路線、工事による臨時休館は、AIが学習した時点のあとで変わっているかもしれず、すでに閉店した場所が入ることもあります。骨組みは任せ、中に入った事実は一つずつ確かめると考えてください。
AIは旅程の下書きを数秒で出しますが、営業時間・休業日・移動時間は古いか誤っていることがあります。条件の伝え方と出発前の確認リストをまとめました。
行き先と日付を伝えるだけで、AIはもっともらしい日程表をすぐに作ってくれます。見どころを地域ごとにまとめ、一日の順番を決めるにはとても役立ちます。問題は、日程表に入る情報の多くが頻繁に変わることです。営業時間、定休日、入場料、バス路線、工事による臨時休館は、AIが学習した時点のあとで変わっているかもしれず、すでに閉店した場所が入ることもあります。骨組みは任せ、中に入った事実は一つずつ確かめると考えてください。
「大阪三泊四日の日程を組んで」より、同行者、体力、予算、絶対にしたいことと避けたいことを伝えるほうが、ずっと使える下書きが出てきます。宿の場所を決めているならそれも伝えましょう。一日の出発点と終点が決まると、動線が現実に近づきます。
AIが組んだ日程は、地図の上で見ると無理がある場合が少なくありません。近く見える二か所が実は乗り換え二回の距離だったり、移動時間を短く見積もりすぎていたりします。下書きを受け取ったら、場所を一つずつ地図アプリに入れて実際の経路と所要時間を確かめてください。公共交通なら終電・終バスの時刻と運行間隔も見ます。時差のある所なら、到着日の現地時刻を基準に初日を組みます。
次の項目はAIの答えをそのまま信じず、その場所の公式サイトや公式アカウントで確認してください。旅行の日程がその国の祝日や大きな行事と重なっていないかも合わせて見ます。祝日には閉まる所も、いつもより混む所も出てきます。
頼めばAIは一日に六、七か所を入れることもあります。紙の上では充実して見えても、実際には行列、食事、道探し、休憩に思った以上の時間がかかります。一日に必ず行く所を数か所だけ決め、残りは「時間があれば」の候補として分けておきましょう。雨の日や同行者が疲れたときに替えられる屋内の候補を一つずつもらっておくと、現地で慌てずに済みます。
飲食店や小さな店を勧められたときは特に注意が必要です。AIは実在しない店の名前をもっともらしく作り出したり、すでに閉店した店を勧めたりすることがあります。勧められた名前は地図アプリで検索し、実在するか、最近の口コミがあるかを確かめてください。住所が見当違いの場所を指したり、最近の情報がまったくなかったりするなら、日程から外すほうが安全です。
ビザ、入国書類、持ち込み禁止品、渡航情報、予防接種といった情報は、間違えると旅行そのものができなくなったり危険が生じたりします。こうした内容はAIの答えを参考にとどめ、政府の海外安全情報、訪問国の大使館、利用する航空会社の公式案内で直接確かめてください。規則は予告なく変わることもあるので、出発の直前にもう一度見ます。
日程表を確定する前に次を確かめてください。